気象予報士2日目 一般知識
今日は、
- 作者: 気象予報士試験受験支援会
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/09/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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の第一章を勉強しました。全部で12章まであるので12日以内に終わる算段です。
第一章の内容は
「地球型惑星と大気の構造」
最初から読み進めると、
太陽の表面温度は5800℃
とか
火星や木星の大気の95%以上はCO2
だとか書いてあります。
更に読み進めると、
「大気の鉛直構造」
とあります。
秋田気象台HPより 秋田地方気象台 | 高層気象観測
その昔小学生の頃に上空に行けば行くほど寒いと習った記憶がありますが、それは対流圏だけの話だったようですね。勉強になります。
成層圏ではオゾンが太陽からのエネルギーを受けて温度が上がっているそうです。
一番面白いのは熱圏ではなんと
2000℃
まで温度があがることがあるようです。
しかし、空気密度がとても小さい故、その場に行っても厚く案じることはないそう。
ここからはキーワードで書いていきます。
対流圏の特徴
- 対流圏の厚さは6~16㎞で高緯度地方の方が小さい。
- 対流圏では水平方向に加えて鉛直方向の運動が活発。
- 対流圏は水蒸気を多く含む。
- 対流圏の気温減率は6.5℃/km
- 地面から1500mまでは地面の熱の影響を受ける。
- 対流圏には大気圏の80%の空気がある。
成層圏の特徴
中間圏の特徴
- -90℃くらいの低温
- 夏に夜光雲がまれに出る。
熱圏の特徴
- 紫外線やX線により電離してイオン化している原子がある。
- これが電離層。(パイロットの人はHF帯が遠くまで届く原理で知ってるよね)
- オーロラが出る。
ざっとこんなところでしょうか。
あと、雨の収支も載ってました。
一番驚いたのは、
海洋のすべての水が蒸発するには3200年かかる。
という事です。僕はこれが短いと感じましたが皆さんはいかがでしょうか。
なお、蒸発から降水までのサイクルは11日だそうです。
新しいことを勉強すると、感心することが沢山です。