LOGBOOK

グライダーパイロットで、パイロット訓練生。気象予報士に挑戦中。

気象予報士8日目 一般知識6章-2

6章の2と称して

「大気の気温減率と安定度」

について勉強しました。

そういえば、3週間ほど前から進めていた某航空学校の成績開示請求が受理され、送られてきました。

結果は偏差値だけだいたいで書くと、

英語:52

総合1:49

総合2:80

こんなもんでした。総合1で偏差値49は (笑) って感じでした。

総合2はどうも偏差値が1.5倍されているそうなので、こんなもんでしょう。ちなみに点数はどれも7割前後くらい。

このくらいだと1次の通過後の順位は100番くらいでした。

 

2次は身体検査なので、いつものように受け、無事再検査もなくパス。

 

最終的に3次試験も終わった段階で、40位前後になりました。

細かいことはそのうち受験記としてまとめようかな。

 

 

これはさておき、大気の安定度に入っていきます。

大気の安定、不安定は、空気の浮力で決まります。

更に言うと浮力は空気密度差、空気密度差は温度差で決まります。

 

前の記事に湿潤断熱(0.5K/100m)と乾燥断熱減率(1.0K/100m)という飽和した空気と飽和していない空気を持ち上げた時の気温減率を示しました。

 

ここで、例えば上空に寒気の流入があったとかで、実際の大気が乾燥断熱減率より大きかったとしましょう。

そうすると、常に空気には浮力が働いていることになり、空気の塊はどんどん上昇していけます。

これが「絶対不安定」という状態です。

 

次に実際の空気の気温減率が乾燥断熱減率より小さく、湿潤断熱減率よりは大きかったとしましょう。これは乾燥した空気であれば安定、飽和した空気であれば不安定という状態です。

これが「条件付き不安定」という状態です。

 

最後に湿潤断熱減率より、実際の大気が小さかった場合です。

これは常に上に相対的に冷たい空気があるので上昇出来ないため、「絶対安定」となります。

 

 

この概念は理解するのに自分は結構苦しみました。

以下のサイト様が素晴らしいので参考にしてみてください。

kishoyohoshi.com

いつも勉強でお世話になってます。